40女、自立への道

健康に過ごすためのあれこれ、日々のことを綴ります。

傷病手当をもらうためにやってはいけないこと

お久しぶりです。

実は先月、就職しました。

また図書館です。(違う自治体、非正規司書です)

とりあえず収入のベースを確保したかったのです。(いずれ副業するつもりで)

 

前職を辞めて3か月ほどうちで静養していたら、だんだん体調も戻ってきたので、とり

あえず週4勤務のところを受けてみたら受かってしまい、若干の不安を抱えつつも、通

い始めました。

仕事は初めてのこともいくつかあり、それなりに楽しみです。

 

しかし働き始めてから、昨年痛めた背骨の状態が確実に悪化しだしており、出勤すると

必ずどこかが痛くなるような状態なので、正直いつまで続けられるかわかりません。

 

ということで、とりあえず放置していた傷病手当をもう一度、申請してみようと思いた

ちました。

 

以前に1回もらっているのでその続きです。

 

とはいえ一度就職してしまったので、それ以降は同じ症状で再発してももらえません。

 

そのことは解っていたので、今回私が狙っていたのは就職前のぶん(前回申請した

後、就職するまでの過去4か月分)です。

 

整形外科には4か月かかっていませんでしたので、まず新しい病院でも大丈夫なのかど

うかを健康保険組合に電話して確かめました。

 

すると、「初診はいつですか」と尋ねられました。

 

いやまだかかってないんだけど、とそれを確認したい旨伝えると、

 

医者が証明できるのは初診のあとからなので、今日行ったとしたら今日が初診にな

り、今日からしか証明できない。」と言われます。

 

なるほど。新規の病院に過去の症状を証明してもらうのは無理ってことですね!

 

以前電話で継続手続きについて問い合わせたとき、いくつか条件について確認され、

「病院は変わっていないか」と尋ねられたのでなんとなくいやな予感はしていました

が、そういうことだったのですね。

 

ちなみにその条件とは、

 

・継続して1年以上被保険者だった時期があるか

・症状、状況は同じか

・退職日に出勤していないか(挨拶だけでもだめ)

・1日でも仕事をしていないか

・病院は変わっていないか

 

でした。(協会けんぽ東京支部より)

 

これでとりあえず新しい病院に証明してもらうという選択肢は消えました。

 

仕方ないので前にかかっていた整形外科に行くとします。(あやしいのでなんか嫌だ

ったんだけど)電話よりも直接行った方がいいかと思い、問い合わせずにそのまま行き

ました。

 

さて、無理だった時のことを考えて、自分の書類は何も書かず、とりあえず医者に書い

てもらう分の用紙を持って、以前かかっていた整形外科に向かいました。

 

受付で診察と傷病手当の申請書を書いてもらいたい旨を伝えます。

 

するとすぐ名前を呼ばれ。。。受付の方に、

 

「この間、かかっていませんね。」

 

と言われます。はい、かかっていません。

 

「久しぶりなので初診になりますし、かかっていない間の証明はできません。

」「1か月あくと初診になります。」(知らんがな!)

「約半年ぶりですね」(いや5か月弱ぶりだけど)

 

とのこと。

 

そうですかそうですか。

 

予想はしていましたが、やっぱりね。同じ症状なんですけどね。ていうかもっと複雑に

なってカムバックしてるんですけどね。

 

でもまあここでごねても仕方ないだろうと判断し、またそういうことに気力体力を使い

たくもなかったので、ここはあっさり引き下がりました。

 

普通に診察と電気治療(根本的治療には全くなっていない感)だけして終わり。

 

たぶん、もう行きません。出される薬にも不信感があったし(別の持病に対する悪化作

用のある薬を出されていた)、

 

ほとんど傷病手当の申請書を書いてもらうのだけが目的だったので。

 

まあそんなわけで、その過去期間の傷病手当の証明を書いてもらうことはどこの医者に

も不可能となり、めでたく過去4か月間のぶんはもらえないことが判明しました。

 

ちっともめでたくない。

 

この件で学んだことは、

 

・傷病手当は初診日や、病院に通った日付け、症状などを細かく書く欄があるため、

 間があくことなく通い続けていないと、その期間のことは証明してもらえない

 

・もし病院を変えたいなら1日も間をあけずに次の病院に通わなければだめ

 (初診日からしか証明できないため)

 

ということです。

 

最初の病院選びが肝心ですな。。。

 

私の場合、初診時には仕事をしていたので、急いで近くの適当な整形外科に行ってしま

ったのが、まずは敗因だったような気がしています。

対応やら治療法やら薬やらに最初から不信感を抱きましたが、結局そこに証明を頼るし

かなくなったため。

 

しかしもっと早く見限って他のいいところを真剣に検討し、早々に乗り換えるべきでし

た。1か月で初診になるなんて初耳ですし。ここも要チェック事項ということが、初め

てわかりました。まとめると、、

 

・間が何か月あいたら初診になるかをチェックしておく

 初診になると証明期間がいったん切れるため、連続して証明してほしい期間があれば

 その間は適度に通い続けること

 

まあ休んでいる間はそこまで通う必要を感じなかったので、行きたくないのも手伝って

行っていなかったのですが、傷病手当をもらいたいなら、他の病院を真剣に探して通う

べきでした。

 

次回からはそうします。。。ってもうこんなのはこりごりですが。

 

ちなみに今回、傷病手当をやめて失業保険を申請するかどうか迷っていた時期があり

(前の会社に失業保険申請に必要な書類の発行を頼んだところ、「一度失業保険を申請

すると傷病手当がもらえなくなるのでよく考えて」との忠告?があったため。馬鹿正直

にしばらく放置して考えてしまった)

(その後この「放置」が申請関係の時に一番やってはいけないことだとわかる)

 

その後書類を発行してもらっていったんは失業保険を申請しようとしましたが、こちら

ハローワークで「初回来所日からしか失業保険の手続きはできない」「今日が初回な

ので、就職決まった人には支援できない」と言われ、同じように門前払いをくらってい

ます。(その時はすでに就職が決まっていました)

 

結局、家で静養していた過去4か月間は、傷病手当も失業保険も手当は何ももらえな

いことが判明しました。

そしてもう再就職してしまったので、今またこの同じ症状で仕事を辞めても、もう前の

ところからは傷病手当はもらえません。

今のところは継続して1年も経っていないので、そちらからも無理でしょう。

(実は保険協会は同じだったりする)

 

なんともやりきれないことですが、行政ってそんなもんでしょうね。

 

横の連携とかないですからね。 同じ部署ですらないですからね。(経験談

 

今人手不足ですしね。

 

なんのための保障なんだろうな。なんのための保険料。。。

 

一生懸命働いて税金と保険料払ってきたのに、ほんっと、むなしい。

 

傷病手当は

 

「病院に行くまでもない、1日でも働こうと考えられるくらいなら傷病手当を出す必要

はない」

 

という認識なんですね。

 

まずそういう制度なら、

最初にもっと声高に詳細に概要と注意点をアナウンスしてほしかったです。

(それこそ義務教育の学校で教えてほしい。生き抜くための知恵として)

 

あと働いてみないと大丈夫かどうかわからないのに、いったん就職しちゃうと同じ症状

で再発してももらえないというのは。。。厳しすぎるんじゃない?ってこと。

 

あと、保障として成り立っていない?と思います。 

まあそんなことは日本の社会保障制度にはいくらでもあるわけで、今さらなことでもあ

りますが。でも言っておく。(言わないと変わらないからね)(てかこの先の人口減少

を考えると絶望的だけど)

 

身体を壊すまで頑張って無理して働いた結果がこのざまです。

 

本当に無理して働いたっていいことは何もありません

 

今後は行政には期待することなく、自身の健康を一番に考え、なにより資本となる身体

を大事に、特に非正規の仕事では決して無理せず、自力で市場から稼ぐことにシフトし

て、どちらかというとそちらの方面に力を注いでいきたいと思います。

自治体の非正規司書は報酬的には現状、将来の望みはない職業のため、ここに力を入

れすぎたり、この仕事が原因で身体を壊したりすると危険)

 

みなさん、とにかく

申請関係は早めに動くことが肝心です!

じゃないともらえないですよ~。タイミング命!ですよ。

 

傷病手当をもらいたいなら、タブーに気をつけて(1日でもバイトするとか)

早めにしっかりと信頼に足る病院を探し、継続して通い続けることが肝要です。

 

・証明期間は通院期間なので、初診になるほど間をあけないことが肝心

(何か月あくと初診になるのかを最初にチェックすること!そして初診になるほど間を

 開けずに通い続けることが肝要)

 

早くもっと信頼に足る制度に生まれ変わってほしいものです。(希望)

 

これを読んだみなさんは私のような失敗をたどることなく、どうかしっかり受給までい

きついてくださいね。

 

ではでは今日はこのへんで。