40女、自立への道

健康に過ごすためのあれこれ、日々のことを綴ります。

体調を崩して辞めた後、失業保険申請時の「自己都合」理由に伴う給付制限(2か月or3か月)+通常給付期間(3カ月)にもやもやする人へ

こんにちは。お久しぶりです。

 

今日はタイトル通り、職場環境や過重労働やストレスの多い仕事が原因で、体調を崩し

て辞め、失業保険を申請しようと思っているのに、退職願や退職証明書が「自己都合」

理由で辞めたことになっているため、「待機2か月に失業給付3か月」という通常の給付

制限と給付期間で処理されそうになって、もやもやしている人のために、ちょっとでも

もらうまでの期間を縮めたり、給付金を増やすための方法を書いてみたいと思います。

 

さて通常、仕事が辛い、辞めようかどうしようかとさんざん悩んだ挙句、よし、辞め

る、とようやく決心して辞表を書きます。理由をどう書けばといいかとネットで調べる

と、大抵「体調不良で辞めた場合も自己都合と書きます」と書いてあります。

 

これ、もやもやしますよね。

正直、ただのわがままで辞めたみたいじゃん。こっちは仕事を真面目にやってきたから

こそ、体調崩して辞めざるを得なくなっているのに。と。

でも、体調辛くて、今会社や上司とそれについて喧々諤々やりあう気力・体力なんかな

い、いいやもうそれなら自己都合で、となるかと思います。

 

私もそうでした。

 

そしてこの後、若干もやりながらも、とりあえず円満に辞めるのが先、とばかりに、

それで辞表提出、めでたく受理され、順調に辞めて、晴れて無職になります。

さあ、失業給付を申請しよう。と、

 

ハローワークに行きます。

 

最初の受付で失業給付の手続きに来たことを伝え、必要書類がそろっていることを

確認されると、いずれどこかのタイミングで「自己都合による退職で間違いないです

ね」と確認されます。この最初のタイミングで確認されるかも。

 

ここで、若干もやりながらも、書類にそう書いちゃったし、会社からもらった

退職証明書にもそう書いてあるし、、と、なんとなく「はい」と答えてしまった

ばかりに、通常の処理をされそうになって、あるいはされている最中で、待機しなが

ら、あるいは受給しながらも、ずっとずっともやもやもやもやしている方!!!に、

 

私がそこから(ちょっとですが)抜け出した方法をお伝えしたいと思います。

 

さて、ここでちょっと説明をしておくと、

基本的に失業保険制度というのは、「体調を崩して辞めた人の、その後の生活を保障

する制度」ではありません!

また、「失業した人全員に無条件で支払われる給付金」でもありません!

では何かというと、「健康で働く意思と能力があって、求職活動をしているにも関わら

ず、就職が決まらない人の、求職活動中の生活を保障する制度」です。

 

なので、失業給付をもらおうとする人は、最初に求職申し込みをしなければいけない

ことになっています。

ここで体調を壊しているから働けないんですが、医者にも通ってません、となると、

そもそも申請自体ができません。

しかし、もし最初のタイミングで「仕事が原因で鬱になった」「なので仕事できませ

ん」などと伝え、実際医者にも通って治療中だとすると、失業給付ではなく、

おそらく「傷病手当」が1年間、支給されることがあるとのこと。

聞き書きなのでこのような書き方に。栞には記述認められず。)

 

また、最初のタイミングで、「残業100時間超えてたんですが」「通勤2時間以上かかる

地域に異動させられたんですが」などと退職理由に対する意義を申請すると、

「会社都合による退職」となり、1年間支給される場合もあるようです。

 

いずれも重要なのは、最初のタイミングで、「自己都合」という退職理由に異議を唱え

ること、となります。

 

さて、ここをなんとなくもやもやしながらスルーしてしまったあなたへ。。

 

諦めるのはまだ早い!とお伝えしたいと思います。

 

実際私がそのケースだったので。

 

結論から言うと、もやもやにたまりかねた私がここである対策をとったことで、

結果的に

「待機2か月が消え」(その分早く支給される)「受給期間が2か月延長され」

ました。

 

その対策とは。。

ずばり自己都合理由に対して抗議をする、です。

 

私の場合、既に待機7日間と給付制限2か月は経過していました。

そして最初の受給日に、申請を済ませ、呼ばれた時に、係の男の人に

「こういう職場の環境が原因で体調を崩して辞めたのに、それでも自己都合となる

のか」と質問してみたのです。

するとその人は痛ましそうな表情で聞いていましたが、短い質問をしたあと(内容は忘

れました)、

「それなら離職理由が変わる可能性があるので、そこの質問票に書いてもう一度提出し

てください」と言いました。

 

なので言われた通り、質問表に書いて提出すると(記述欄は3行くらいしかないので、

なるべく具体的に書いた)、しばらくして名前を呼ばれ、今度はカウンターの女の人に

医師の証明書次第では離職理由が「正当な理由のある自己都合」に変わる可能性が

ある」と告げられます。ちなみに証明書は、こちらがやる意思を伝えると渡されます。

これに医者に記入をしてもらってから持ってくること、とのこと。

 

ただし、失業給付申請前から通っていること、証明書に余計なことを書かないこと、

どれかに必ず○がついていること、が条件と教えられます。

 

これが何を証明する書類かというと、

 

「退職した時は体調を崩していたため働けなかった」

「が、今は働ける」

「もしくは、条件付きなら働ける」

 

ことを証明する書類となります。

冒頭に書いた通り、失業給付金というのは「働く意思と能力があり、休職活動をしてい

るにも関わらず失業している人のためのもの」なので、単に「体調崩したので働けませ

ん」では出ない訳です。給付金をもらうためには、ちゃんと月2回以上の「求職活動」

をして記録をもらって、毎月決まった日に提出する必要があります。(どこかに応募

とか、セミナー参加とか、定められた場所での就職の相談とか)

そうやってちゃんと失業給付金をもらえる条件に適合する状態である、ということを

毎月、証明しなければいけません。

 

しかし働く意思と能力があったのに、職場環境や仕事内容が原因で体調を崩し、

退職した場合、

「正当な理由のある自己都合」というものに分類される場合があり、

こうなると自己都合は自己都合だけれども、その他の自己都合で辞めた人に比べて、

金額や期間に若干の配慮がなされる、という訳ですね。

 

だけど給付金を申請して既に数か月が経過しているので、今度はこの間の申請が

嘘ではなかったか、を証明する必要がある訳です。

 

私の場合、既に信頼できる医者に長らく通っていたことが、理由を変える決め手

となりました。

 

もし理由が正当なものだとしても、医師が証明書を書いてくれなかったり、

ハローワークで認められない書き方だったりした場合、理由の変更はされません

ので注意してくださいと念を押されます。

 

つまり医師の証明書次第ということになります。(受給資格者証にも赤字でそう

書かれます)

 

この時点で、医者に通っていなかった人はアウトということになります。

また、通っていたとしても書いてくれなかったり、ハロワの意に沿わない書き方を

されて受理されなかった場合もアウトになります。

狭き門すぎるくらいの狭き門、という感じですね。。

 

運良くちゃんとした証明書を書いてもらえた私は、無事、通常より少しだけ早く、

また結果的に少しだけ沢山の給付金をもらうことができました。

 

と言っても既に給付制限期間は終わっていたので、証明書を持って行った時に

遡ってそれまでの分が出たということですが。

 

しかし、このことによってずっと胸にあったもやもやは消えました。

 

「正当な理由のある自己都合」と認められると、給付制限(待ちの期間)がなくなる

 いうことです。(ちなみにこのことについては、雇用保険受給資格者のしおり

(冊子)には記述を認めることが出来ず、「雇用保険の失業等給付の支給を受けよう

 とする方へ」という細かーい字でびっしり書いてあるぺら1枚の紙に小さく小さく

 書いてありました。でも分かりづらい。これを窓口で確かめるのにまた1時間くらい

 は待ちました。こうやって諦めようとさせてるのか?と疑うくらい。)

 

また、通常の受給期間3か月が終わった時に、まだどこにも就職が決まっていないこ

と、今後も求職活動する意思があることを確認されると、さらに2か月分が出ました

 

まとめると、職場環境が原因で体調を崩して辞めた場合、途中からでもそのことが

医師によってきちんと証明されれば、「正当な理由のある自己都合」に理由を変更

できることがある。

もし変更出来た場合、

1.給付制限期間(2カ月か3か月)が消えてすぐに給付金がもらえる 

2.給付終了時点で条件に合致すれば、さらに約2か月間(しおりには70日と記載)

  もらえる

 

ということです。

 

おわかりいただけたでしょうか?

 

うーん、よくわからなかった、という人へ。

 

とにかく諦めるな!!!!

 

と言いたいです。

 

その胸のもやもやは、もし頑張っても、報われないかもしれない。

 

でも少しでも抵抗してみたら、ひょっとしたら報われるかもしれない。

 

過去の私のように、書面にこう書いてあるから無理じゃない?と考えすぎて

何も言い出せないでいる人、言い出せなかったから終わりなのかも、と一人で

考えてもやもやしている人、でも何かできるならしたい人のために、少しでも

助けになればと思い、書きました。

 

ちなみにこのことはハロワの栞を目を皿のようにしていくら読み込んでも記述を見つけ

ることが出来ず、長い待ち時間を耐えて、やっと係から聞き出したことです。

(小さい字の紙は読む気がしなかったし、読んでも理解不可能だったかと)

私が栞の不備を指摘すると、係の人は若干にやっとして「わかりずらかったかもしれま

せんねー」と言いました。

本当に、わかりずらいです。

わざとやっているのでしょうね。きっと。不正受給者を減らすために。。

 

でもとにかく、事実はこうだったので、もやもやしている人、とにかく

始まってしまったからと諦めず、途中からでも食い下がってみてください!

 

何かの突破口が開けるかもしれません。

 

ちなみに私が行ったハロワは東京で、時期は令和3年の暮れから令和4年にかけてでし

た。今どうかは調べていませんが、この時の制度はそうだったという参考になればと思

います。

 

自分が払った犠牲を思えば、このくらいじゃ報われないと思うかもしれない。

そのくらい少しの差と言えば、少しの差です。

ハードルも高いし、道も狭い。

でも、何もないよりは遥かにましな気分になるし、

何より何もしないよりはした方が良い。

自分が後悔しないために。

 

行政は何も言わない人に向こうから説明してくれるほど親切なところではないので、

とにかく少しでももやもやするならどんどんぶつけていった方がいい。というか、そう

しないといけません。

あまり好きな言葉ではないですが「言ったもん勝ち」「ごねたもん勝ち」なところが

あるんです。まあ、正当な理由のない単なる「ごね」じゃ通用しないようにめちゃく

ちゃ狭き門にしてあるから、本当に正当な理由がないと難しいとは思いますが。。

 

正当な理由があって、でも通常通りの手続きしかとってもらえずに

今もやもやしている人。

今からでもなんか言ってみて!やってみて!

泣き寝入りだけはしないでね!!!がんばって!!!

 

というエールを送りたいと思います。

 

正当な理由のある人がちゃんと正当な期間、受給されますように。。

 

そしてこのことでもやもやとした気持ちを抱える人が少しでも減りますように。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニューアルバム制作中

こんにちは。タイトルいきなりなんのことかと思われるかもしれませんが、今日は近況

日記をつけておこうと思います。

 

私はここ6、7年ほど、ゆるーくバンド活動をしています。

大学生の頃、音楽サークルに所属してキーボードを弾いていたのですが、

近年、ご縁があって、その時の先輩方が組んでいるバンドに入れてもらうことになりま

した。

みなさん社会人なので、年1でライブと作曲合宿、アルバムは20年間で4枚みたいな

ゆっくりペースで活動しています。

 

もともと音楽は好きで、小学生の頃から自分で色々聞いたり、大学生からは好きなイン

ディーズバンドを追っかけたりとかしていましたが、バンドに所属したことで、長年憧

れていた作曲を、初めて自分でするようになりました。

 

このバンドには作曲合宿というものがあり、メンバーは全員曲を作って歌うことが決ま

りなので、やらざるを得ないのですが、今まではPCや機材を買うお金がなかったり、機

材があっても使い方が分からなかったり、そもそも曲が出来なかったりで、やりたい気

持ちはありつつも、なかなか実現することはできませんでした。

 

しかし近年、バンドに入ると同時に、不思議と機材周りやサポートの環境が整い、つい

に作曲への1歩を踏み出すことが出来ました。

 

そして現在、自分が関わった曲も含めてミニアルバムを制作中なのです。

 

さらっと書いていますが、初めて1人で曲を作れた時の感動はちょっと簡単には言い表

せません。

いろんな好条件が重なって、絶対に超えられないハードル、ものすごく高い壁に見えて

いたものを、ついに飛び越せたという喜びと、本当に飛び越せたんだという信じられな

い思いでいっぱいでした。

でも、出来たのです。

クオリティはともかくとして。(ありがたいことに、周囲の方にはほめていただけまし

た)

 

冬の合宿では同じチームの方と協力して、自分ではとても気に入っている曲も作れまし

た。

そしてありがたいことに、どちらも今回のレコーディング曲目に入っています。

それらを今、鋭意レコーディング作業中というわけです。

 

今までこの曲弾いて、と言われてキーボードをレコーディングしたことはありますが、

私にとっては自分が能動的に関わるレコーディングというのは初めてです。

まだほんのさわりが始まっただけですが、すでにミックスやアレンジを巡って、メンバ

ーやミックスサポートの方と喧々諤々意見を交わしたりしていて、結構つらかったりも

します(笑)

 

でも、楽しい。好きなことをやるってことは、決して楽じゃないんだな。

楽じゃないけど、やっぱり、メンバーの一員として、世に出すものは(自主制作だけ

ど)ある程度責任を持ちたい。特に好きな曲、気に入っている曲は。

という訳で、全員の和を大切にしているバンドとしては、あまり歓迎されない行為なの

かもしれませんが、一番の新人のくせに人の作った曲にもあーだこーだ口を出してお

ります。

 

そしてやりとりによる疲れやショックで布団に倒れ込みながらも、ふと、こんな今の自

分を幸せだな、と思うのです。

本当に、実家でバイトしながら1人で悶々としていた頃には考えられないような進歩と

いうか、恵まれた環境にいる自分を感じます。

 

自分やバンド周辺の人の動きにしても、機材環境の整い方にしても、いろいろ、

なんだか不思議な巡りあわせを感じます。

現在、私が休職中なのも不思議な偶然というか、幸いです。

おかげさまで、音楽に集中できる環境が整っています。

 

おおげさかもしれませんが、今はすべてがこのアルバムを作るために引き寄せられてき

た?とさえ感じます。

休職前は辛かったですが、音楽活動から見ると流れ的にはとてもスムーズで、私にとっ

てはびっくりするくらい理想の流れなので、ちょっと神の采配的なものまで感じるくら

いです。。。

 

少なくとも、突拍子もないように思えていた夢(まだ秘密)への第一歩を踏み出せたの

かもしれない、それへのレールが敷かれたんだな、とは思えます。

あとは自分次第。やるかやらないか。やるしかない。 

 

こんな環境にいられることと、今制作に関わっているすべての方や、私の代わりに今日

も仕事をしてくださっている職場の皆さまに感謝して、今は精一杯、良いアルバムを作

れるよう、まだ沢山ある目の前のハードルを、ひとつずつ地道に超えていきたいと思い

ます。

 

 

 

 

 

 

 

職場のペンキ塗装のにおいで体調を崩し、病気休暇をとった話。

こんにちは。またしても大変間が開いてしまいました。

 

さて、前回「健康に過ごすためのコツ」にテーマ変更したことを、ここで声高に宣言したにも関わらず、一つも記事が書けないまま、現在病休3日目に至りました(^_^;)

  

ちょっと言い訳すると、ずっと書きたいと思いつつ、毎日疲れていてそれどころでは

なかったのです。。

そしてついにまた病休に入る羽目となりました(^_^;)約1年半ぶり2回目。

というわけでやっと暇が出来たので、早速この経過を書いていきます。

 

背景を説明します。

 

私の職場は現在工事休館中で、外壁と内壁のペンキ塗装をしております。

 

期間中、職員はどこかに移動させられることもなく、今まで通り出勤し、主に事務室内

で通常業務を継続しております。

 

公共施設なので他にもスペースはあり、その日にどこをやるかによって、においの濃

度と受ける影響は違います。緩い時は常にそこはかとなくペンキのにおいが漂ってお

り、たまにきついにおいがふっとする感じです。

きつい時は、もう事務室入った瞬間に、むっとする有機溶剤ガスのにおいが立ち込め、

普段は大丈夫な人でも気持ち悪くなったり、喉がいがいがしたりしていました。

 

ふだんの症状は、頭がぼーっとする、出勤時の朝や入った瞬間のにおいでの吐き気、目

やのどの違和感や渇き、湿疹、歯茎の全体的な痛み、だるさ、気持ち悪さ、ふらつき、

などが現れました。

においが強烈だったり、休職前の後半になると、頭痛がしたり、歯磨き時に歯茎から

出血したり、のぼせている訳でもないのに顏が赤くなったりしていました。

 

私は敏感なほうなので、においがきつい時はとてもそこにはいられません。5分でも

具合が悪くなるので、上司に訴え、たいていいつもにおいのない違う部屋に避難して、

そこでできる作業をしていました。そこならマスクを着けずとも呼吸ができましたの

で。(マスクはマスクで呼吸が浅くなるし、マスク自体のにおいもあまり得意ではない

ため)

時と場所に合わせて使用するため、マスクはいつも3種類は持ち歩いていました。

(自転車通勤用の眼鏡がくもらないクッション付きタイプと、通常の外歩き用普通

タイプと、職場用の活性炭入り密閉型マスク)

 

出勤すれば、マスクをしていても必ずいくらかは吸う状況。まずこれがストレスでし

た。さらにストレスなのは、いつどこをやるか、今後の全体計画が前もって知らさ

れず、1週間前とかにならないと知らされない状況なこと。

いつまた強力な、耐えがたいほどのにおいに晒されるかと思うと、気が気じゃありませ

ん。そしてまだ工事期間は1か月半もありました。

これらのストレスがさらにいろんな身体症状を引き起こしました。

朝の吐き気や涙、歯茎の痛みや出血などは、これがかなり大きな原因です。

 

不思議なのは皆、聞いてみると必ず体のどこかに不調を感じているようなのに、相変わ

らず平然と仕事をしていたことです。

「今日きついねー」とかいう会話はするものの、持病もあるし、このガスが原因という

わけではないかも、などと考えたりしているようでした。

 

私は自分で外に置いてあるペンキの缶を見て「アレルギーを引き起こす危険がありま

す」「喘息持ちの人はアレルゲンになりますので注意」との旨書いてあるのを、しっか

りこの目で見たので、余計ストレスでした。

でも周囲は私ほど精神的ダメージを被っているような人もいなそうでした。

 

私としてはさらに「予定が分からない」ことが大きなストレスとなって体調を蝕む状況

だったので、周りはともかく自分はなんとか改善に向けて動くしかありませんでした。

 

職場としては、事前に殆ど対策らしきものはされませんでした。

においがきつくなってかなり経った頃に、症状のひどい人向けに活性炭入りマスク数枚

が支給され、1枚使ってみようとしましたが、サイズが合わず使えず。

密閉型のマスクは、サイズが合わないと間から容赦なくガスが入ってくるので、全く意

味を成しません。

 

私は職場で支給されるよりも前に、運よく家人が活性炭入りマスクを入手してくれてい

たので、ずっとそれを装着していました。見た目がごついので最初はかなり驚かれまし

たが。(当時アマゾンは売り切れ、ビックカメラのサイトにあったそうです)

 

ガス専用のものではないため、防止効果は完全ではありませんでしたが、

かなり密着型だったので、普通のぺらぺらのよりはだいぶましでした。

1回装着して外に出ていい空気を吸うと、マスク自体に塗料のにおいが付着して

いるのがわかるので、1日使うのはけっこうきつかったです。

とはいえ、世間では新型ウイルスが流行りマスクはどこも品切れ続出。

1日1枚以上使うわけにもいかず、このマスクにも限りがあるので、そういう意味でも早

いところ決着をつける必要がありました。

 

 工事中は朝行くのが嫌すぎてよく吐き気がしていましたが、最後の方は無理やり支

度しようとすると強い吐き気が連続し、涙が出てきました。2日連続した時点でやばい

と思い、すぐに産業医に予約し、かかりました。この早めの判断は良かったと思いま

す。朝涙が出てくるというのは尋常ではありません。体が行きたくないと言っている。

あと、「涙が出てくるのは、うつの初期症状」というのをどこかで読んだのを思い出し

ました。 体の症状を無視して精神力だけで突き進むと、後からもっとひどいことにな

ことは、前回の休職で分かっていました。

これは進行する前に食い止めないと大変なことになる、と思いました。

 

この頃から精神安定剤を飲み始めました。(ここに就職する以前に処方されたもの)

既に行くだけで精いっぱいで、気力を要する会話(上司への相談など)が困難になって

いました。

薬を飲むと不安は緩和され、朝もそれほど困難を感じず、支度して行くことができる

状態となりました。上司との会話も可能になりました。

運よくまた動ける状態を作れたので、まだ動けるうちにと、ここからは一気に動き始め

ました。(本格的にうつになってしまうと、こうした手続きなどすべて困難になってし

まうため、ある程度動けるうちに休職の手を打つ必要があります

 

まず産業医に相談した結果、休職を検討した方がよいということになりました。

そこで産業医保健師のアドバイスに従って、内科にかかりましたが、診断書の発行を

断られました。

「ぱっと見、化学物質過敏症の症状だが、患者(私)の申告だけでは職場環境と症状と

の因果関係が証明できない」と言われました。

そして産業医に書いてもらうように言われました。

職場に実際見に行って調査したりして、職場環境と症状の因果関係を証明できるのは産

業医だけだからだそうです。(後から保健師に、うちの産業医は月3日しか来ず、

普段から診察している感じではないため、それも困難でしょうと言われる)

 

こんなことは寝耳に水でしたが、書けないと言われてしまったものは、これ以上粘って

も仕方ない。

この日はいったん帰り、ちょっと休んでからすぐ次の病院の予約を入れました。

すでに職場で私の1か月休みを周知してしまった管理職に、無理しなくていいけど診断

書だけは早くくださいとせっつかれており、もし当日また行かねばならなかったらしん

どいところでしたが、偶然主治医の先生がお休みの日で、翌日の予約になりました。

ほっとしつつ、この日はこれで終わりました。

翌日は職場を早退して心療内科にかかり、すぐに診断書を発行してもらえ、スムーズに

休職までつなげることが出来ました。

 

結局、産業医にかかってから8日ほどで休職に入ることが出来ました。

医療機関が休みの3連休があったにしては、早く収束したほうだと思います。

 

ネットで調べたところ、壁の塗装などで発生するシンナー・トルエンなど有機溶剤系の

ガスによる頭痛・吐き気などの症状対策としては「原因からなるべく遠ざかる」ことが

一番とありました。

 

さらに私の場合は、普段から、喘息を引き起こすほこりなどのアレルゲンや、発がん性

物質となる食品添加物などをなるべく取らないような生活を心掛けているのにも関わら

ず、「そういった物質を常に強制的に浴びさせられている」ということがかなりのスト

レスとなっていました。

なので休職が決まり「工事期間中そこから完全に遠ざかる」ことが可能と決定した時点

で、かなり気持ちが軽くなり、症状も改善していきました。

 

早めに動いたことが良かったのと、診断書を取りに行く間も無理せず、具合悪くなった

らすぐ帰るようにしていたこと、何より普段から良い医者を見つけてかかっていたこと

が、スムースに休職まで運べた要因だったように思います。

 

あとは昨年から眼科や歯科にかかっており、同じような症状が出た時に「歯茎が全体的

に痛くなるのは歯周病ではなく、ストレスで歯ぎしりしているせいだな」「出血もその

せいで免疫力が落ちているせいかも」などと症状の原因の推測が出来たことも大きいよ

うに思います。(なのでしばらくは就寝時や休みの日の昼間に、歯ぎしり防止のマウス

ピースをしていた)

 

そして自分なりに気づいたことは、医者にも職員さんにも逐一伝えるようにしていまし

た。思うにストレスが原因として大きいことなど。

もちろん、同僚にも伝えられるチャンスがあれば、状況をいちいち伝えるようにし

ました。これが職場内への周知をスムーズにしたと思います。

 

早めに動いたおかげで職場の皆さんへの通達も早く済み、引継ぎもスムーズにいき、

同じ担当の方からは「仕事のことは気にせずゆっくり休んでね」とあたたかいお言葉を

かけていただくありがたい状況で、無事休職に入れました。

 

1件目の内科で診断書を断られたときには、さすがにネガティブになりました。

こういう時は思考が悪い方へ悪い方へとめぐってしまいがちです。

視野も狭くなっているので、傷病手当のことはすっかり抜けており、復帰後の体力にも

自信がないため、いろいろ考えてしまいました。

 

しかしこういう時は考えてもらちは空きません。

適当に切り上げ、明日に備えて寝ることにしました。これがまた正解でした。

 

翌日、管理職の方に、もし診断書が取れず欠勤扱いになっても、病気で休職中である

ことは周知でき、回復するまでは休めること、その間のお給料は、この組織ではなく、

もっと大きな全体の制度があって(おそらく傷病手当のことと思われる)6、7割はあと

から返ってくることなどを教えてもらい、目が覚めます。

 

病気でネガティブになっているので、そういったことが全く抜け落ちていて、頭にの

ぼらなかったのですね。以前自分がもらっているのに。思考がネガティブサイクルには

まっているので、今までの経験から次々と悪い未来を予想してしまい、いいことが全く

思いつきませんでした。まあ病気とはそういうものですね。。

そのへんはここ数年のハードな経験で、だんだん解ってきました。さすがにちょっとは

成長しています。

「心配無用」と横からトントンドアを叩いて教えてくれた管理職には、感謝です。

 

思考が悪い方向にぐるぐるしだした時は、そこからいったん離れ、簡単なものでいい

らちゃんとごはんを食べて、お風呂にでも入ってあたたまり、さっさと寝るに限り

す。

 

ちなみに今の職場は休職1か月はお給料が出るのでありがたいです。

 

自分としては、まさかこんなに理想の方向に転がるなんて、3週間前は想像もできませ

んでした。みなが悪環境で大なり小なり体調崩しつつも忙しく働いている職場で、自分

だけが1か月も休むなんて、人よりちょっと症状が激しいとはいえ、とても無理だと思

ったのです。

なので最初は1週間ごとに区切って申請するような、すっきりしないことを申し出まし

た。(本当は無理だと思ったし嫌だったけど)

しかし報告に行った直属の上司には思いがけず「それなら1か月休んだら。そのほうが

安心するし、すっきりするでしょ。」という言葉をかけていただきました。

人数はもちろん足りなくなるけど、1か月という長期なら、むしろ新たに臨時職員を雇

ってなんとかするので、仕事のことは気にしなくていいと言われました。

職場としてはそっちのほうが対応しやすそうでもありました。

 

上司がそう言ってくれるなら、ということで、今回はありがたくお言葉に甘えることに

しました。

 

1か月休みが決まったとたんに、気持ちがものすごく軽くなりました。

どんだけ負担だったんだ私。。。

当然ですが、朝の吐き気も涙が出てくることもなくなりました。

 

やるべきだった仕事も全部同僚が引き受けてくれたので、自分としてはものすごく

気持ちが軽く、この際仕事のことは忘れて思い切りリフレッシュしようと思っていま

す。

 

4月に働き始めてから常に疲れており、1週間くらいお休みをとって湯治にでも行きたい

なーと、ずーっと思っていました。

思いがけずせっかくのチャンスとなりましたが、流行りの新型ウイルスのことがあるの

で、残念ながら温泉は諦めました。

代わりに温泉成分の入浴剤を入れたお風呂に入りつつ、今まで出来なかった、したいこ

とに挑戦していく時間にしようと思っています。

 

なにかのご参考になれば。

 

 

 

テーマについて若干の変更

こんばんは。

ブログについてテーマを若干変更しました。

 

最初は自立(特に経済的自立)をテーマに据えていましたが、

最近、実はそれよりもまずは健康的に過ごすことが何よりも重要ではないか?

との考えに至りました。

それに従い、若干テーマを変更します。

 

今後はまず健康的に過ごすためのあれこれをを第一にしたいと思います。

 

次に無理のない範囲での自立について、やっていければと思います。

 

とりあえず良い案が浮かぶまで、しばらくタイトルはこのままです。 

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

おすすめグルテンフリー食材(パン、そうめん、ラーメン)食べ方ガイド付き

(2020年5月16日追記)

 

こんばんは。

今日は食材別におすすめのグルテンフリー製品を書いていこうと思います。

 

まず、パン。→「みんなの食卓米粉パンスライス」(東北日本ハム株式会社)

http://www.nipponham-eshop.jp/?gclid=Cj0KCQjw-_j1BRDkARIsAJcfmTHnXRLzca1huF2U4FO6Ur2BM3uRp6yiVhmhnh1d-yzlLGQcl81swJ8aAupSEALw_wcB

手に入るものは色々試しましたが、大体どこでも手に入るもので、味、食感ともに

一番小麦のパンに近く、自然な感じで食べられるのがこれです。

 

イトーヨーカドーやイオンの冷凍食品コーナー(店舗によってはないところもあるので

注意)、生協のアレルギー対応食品ちらしで入手できます。

冷凍なので、買ってすぐ食べなきゃと焦ることもありません。

米粉パンのお店で買うと、翌日中くらいには食べないとすぐ固くなります)

 

必要なぶんだけスライスしてトースターで2、3分焼けば食べられます。

(サイズは小さいので大体2、3枚)

ちなみに切るのにはコツと力がいるので、うちはパン切り包丁を使用。

 

ただし添加物(トレハロース、増粘多糖類)が気になるので、毎日は食べません。

冷凍庫に常備はしておいて、たまに食べています。

 

朝時間がなかったり、今日は洋風朝食にしたいなーというときに便利です。

 

おすすめの食べ方はオープンサンドイッチ。

私が好きなのは、市販のからしマヨネーズをぬってスライスしたチーズときゅうりをの

せた、シンプルなやつです。

シンプルだけど、これらの食材が織りなす絶妙なハーモニーに、毎回、感動します。

 

使用チーズは輸入ゴーダチーズなどがおすすめ。

私が良く買うのはユニオンチーズ「ゴーダ」(140g)です。

国産チーズより輸入チーズの方が本格的でおいしい。

 

チーズの種類は好みでなんでもいいけど、

裏を見て「ナチュラルチーズ」と表記されたものを買うのがポイントです。

国産はほとんどプロセスチーズ(ナチュラルチーズに乳化剤などを加え加熱整形したも

の)なので。

国産ナチュラルチーズもたまにあるけど、昔の輸入チーズ並みに高いです。

輸入チーズは最近、スーパーでわりと手頃な価格で売っています。

昔は740円くらいして、買うのにちょっとした決意がいったけど、最近は入手しやすく

なりました。

 

そうめん。→「グルテンフリーそうめん」(小林製麺

https://www.kobayashiseimen.jp/search/%25E3%2581%259D%25E3%2581%2586%25E3%2582%2581%25E3%2582%2593/

最近家人がネットで発見したものです。米粉で出来ており、そうめんとして十分

満足できるものでした。今年の夏はこれのおかげで4年ぶりにそうめんを食べられて

感激でした。やはりそうめんはうまい。まあ小麦の味にかなわないのは仕方ない。

 

おすすめの食べ方は、しょうがやみょうが、しそなどの薬味をしっかりそえること。

添付のスープ(もしくは市販のめんつゆ)を使い、これさえちゃんとやれば、そうめん

感は十分味わえ、満足できるものになります。

グルテンフリー麺つゆ→にんべん四穀つゆ↓

https://shop.ninben.co.jp/products/detail.php?product_id=1051

 

グルテンフリー生活で、唯一そうめんロスだけが不満点でしたが、これのおかげでそれ

も解消しました。添加物は入っているので、しょちゅうは食べません。

暑くなってきたらちょくちょく食べるでしょう。

(2020年5月16日追記。突然暑くなってきたので、先日、今年初のそうめんを食べまし

た。薬味には最近、自宅で栽培し始めたしそと、おろししょうが、きざみみょうがを使

用。相変わらずうまい!)

 

ラーメン。→「お米のラーメン」(小林製麺

https://www.kobayashiseimen.jp/search/%25E3%2583%25A9%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3/

 

これも同じく小林製麺。スープがついているので手軽にラーメンが味わえます。

今までラーメンはあわめん(創健社)↓

http://egaodegohan.com/products/detail.php?product_id=90

を使用してきましたが、

こちらのほうが見た目、味、食感ともに一番ラーメンぽい。また、スープがついていて

より手軽に作れる。ということで、今後はこっちが多くなりそうな気配です。

 

(2020年5月16日追記。)

添付のスープが大量に余ってしまうようになり、麺が切れてしまった時などに、

相変わらずあわめんも活躍中です。あわめんの良さは乾麺であること。

生麺より保存がきくので、備蓄も兼ねて、相変わらず常に1つは常備しています。

あわめん↓

http://egaodegohan.com/products/detail.php?product_id=90

 

うちで今よく買っているのは「グルテンフリーラーメンウエーブ12食セット(しおスー

プ、しょうゆスープ)」です。

しょうゆスープ→https://www.kobayashiseimen.jp/item/22156/

しおスープ→https://www.kobayashiseimen.jp/item/22151/

 

添付のスープがまたおいしい。

 

これにゆでた野菜(もやし、きゃべつ、チンゲン菜など)とチャーシューやメンマ、コ

ーン、のり、煮卵やバターをのっければおいしいラーメンが完成!

 

添加物はやはり入っているので以下同。味噌ラーメンも好きなので今後試したいです。

ホームページ見たら無添加のものもあるみたいなので、こちらも試していきたいです。

 

とりあえず今日はこのへんで。

 

 

リトリートの旅その2

こんにちは。

先日、またリトリートの旅に行ってきましたので、その記録を少し。

 

向かったのは前回と同じ、「フフ山梨」です。

 

前回は予定が忙しすぎて、目的の「ハンモック読書」がほとんど達成されないままでし

た。

今回は少しコツをつかんできたので、だいぶ堪能できました。

 

しかし、ハンモックから落ちて膝と肘を強打し、すりむく怪我をしました(笑)

(↑笑ってるけど、かなり危ないので、施設の方には下にマットを敷くとか、

 なんらかの対処を願いたい)

まあ前回ハンモックの場所を聞いたときに「こちらのハンモックはバランスをとりずら

く、乗るときにかなり気をつけないと危ないので、初心者にはおすすめしません」と、

釘を刺されてはいたので、自業自得と言えば自業自得ですかね。。。

しかしそんな危ないものを、なんの対処もせず野ざらしにしているのはどうなんだ?

とは思います(^_^;)せめてござぐらい敷いてくれたら。。。

 

ちなみに気を付けていたためか、乗るのは大丈夫でしたが、降りる時に失敗しました。

油断大敵です。

乗るときのポイントは、両手で乗る面をばっと抑えてから乗ること、降りる時はそーっ

と体を起こし、そのまますすすっと降りる方に身体を寄せて静かに降りること、ですか

ね。

やっちゃいけないことは、ハンモックの上で急に向きを変えたりすることです。

私は降りる時も両手で抑えようと思ったところ、一瞬でバランスを崩して落ちました。

ハンモック危険。。

 

ちなみにこれは高いほうの棟の上にある平らな青いハンモックです。

端っこに木の棒が通してあり、絨毯のような平らな形をしています。

 

もうひとつ普通の袋型の赤いものもあるのですが、そちらは大丈夫でした。

外にあるがっしりしたアスレチックのようなハンモックにも乗りましたが、こちらは

揺れて落ちる心配はなし。 緑に囲まれた環境をしっかり堪能できました。

 

今回は建物の構造も前よりだいぶ把握していたこともあって、だいぶハンモック読書を

堪能できたと思います。疲れて眠くなってきたら少し目を閉じて、ただゆらゆらする

という、ハンモックならではの贅沢時間も経験できました。

 

外のハンモックでも、前回はできなかった、足を延ばして横たわるポーズでしばらく居

座り、読書を堪能しました。(頭の下に敷くための手ぬぐいが活躍しました。)

こちらも見上げると森の梢が見えてなかなか良い眺めでした。 

 

以上がハンモックの感想です。

 

 

次はプログラムの感想です。

 

今回は1泊2日のこともあって、昼間のプログラムはもともとありません。

オプションも事前にはつけなかったので、あるのは夕方と朝のプログラムだけです。

 

夕方は「無極功」、朝は「マインドフルネスヨガ」でした。

これは両方出ました。

 

無極功は初めてでしたが、気功の一種かと。先生がずっと気功の話をされていました。

 

気功も初めてですが、ようは「外から良い気を取りいれ、内側から悪い気を出す」と

いうことを、ずっとやっていた感じです。

 

基本の立ち方はひざを緩めて骨盤をまっすぐにし、頭と背筋をぴんと伸ばします。

この立ち方が結構つらかったです(^_^;)

60分のコースですが、真ん中の20分はずっとこの立ち方をやっていました。

その前の30分は寝て、いろんなところに手を当てながらひたすら呼吸に集中し、

動きに入ったのは最後の15分くらいでした。(時間はまた8分程度オーバー)

(次の予定が入っているので、時間オーバーだけはもう少し厳しくとりしまって

もらいたいところ。60分じゃ難しいのかもしれませんが。)

 

動きは太極拳に似ています。

でももっと「気のクリーニング」に特化している感じ。

ヨガとも違ってストレッチ的な要素はほとんどありません。

途中に「亀仙人」みたいなポーズ(亀仙人よく知らんけど)があったりして

ちょっと楽しかったです。

 

先生が目をつぶった動きの途中で「目と目の内側になにかが見えた方は次の動きに~」

とおっしゃっていましたが何も見えませんでした(^_^;)

(見えないまま次の動きにいきました)

 

終わった後、エネルギー的にすっきりしたかどうかはちょっとわかりません。

ただしずっと「良い気を取りいれ、悪いものを出す」ことをやっていました。

 

身体的にはヨガと比べてストレッチ的要素がないので、いろいろ伸ばしたい私には

ちょっと物足りなく感じました。。。

あと部屋がめちゃくちゃ寒くて、寝てただ呼吸をしている時は、ほとんど集中できませ

んでした。(快適な温度って集中できるかどうかに関してかなり重要だと思うので、こ

のへん細やかな先生だと気をつかってくださるかと。。確か座禅の先生は言ってくださ

っていたかと思います。)

 

1か月前に比べると外は相当涼しくなっており、もちろんこの道場(「スペース森」)

内もたいへん涼しく(というか寒く)なっていたので、注意が必要です。

半袖で参加してしまいましたが、7分袖でも良かったかな~と思いました。 

途中でカーディガンなど羽織られている方もいらっしゃいました。

 

以上が無極功の感想です。

 

 

翌朝のマインドフルネスヨガは出るか迷っていましたが、一晩寝ると出たい気持ちにな

っていたので出ました。

 

こちらはヨガに首から上の動きをいろいろ足した感じです。(これらがマインドフルネ

ス要素らしい)

首を手で抑えて、そこから上の首だけ小さく回す動きは特徴的でした。

 

普通にヨガでやるストレッチとか、戦士のポーズとかも沢山やってくれたので

満足でした。このヨガクラスはまあまあ良かったです。

朝ヨガをやると、いろいろ伸ばされて気持ちがいいなと思いました。

室温はまた少し肌寒いくらいでしたので、7分袖でよいなと思いました。

例によって寒さで最後の寝るポーズはあまり集中できなかったのが残念。。

 

以上がマインドフルネスヨガの感想です。

 

 

次はオプションプログラムについて。

 

前回とっても気持ちよかったアロマフットバスを、前日の夕方、だめもとで急遽申し込

んでみたところ、「明日の朝9時からなら」ということで、2人ぶん、やっていただけま

した。

 

今回同行した友人も「気持ちいい」と、たいへん喜んでおりました。

今回のハーブはローズマリーとミント3種類でした。(ミントの詳しい種類まではわか

らず)

いつもその量にびっくりします。朝摘みハーブをバサッという感じで贅沢使い。

垂らすアロマオイルは4種類から選べますが私は今回もヒノキを選択。

 

心地良いBGMの流れる「暖炉カフェ」で、お湯の中のハーブをふみふみしながら、

よい香りに包まれてぼーっとしたり、お気に入りの本を読んだりしていると、最高に

贅沢な時間を過ごしている気分になります。

これは本当、おすすめ。私は行ったら必ずやりたいことになりました。

ちなみにお値段は2160円です。

 

というわけで、今回はそれほどいろんなハプニングもなく、比較的穏やかに過ごせまし

た。

 

緑いっぱいの散策環境やプログラムなど、誘惑が沢山あって目移りしてしまいがちです

が、あれもこれもと欲張らず、「今回一番やりたいこと」に目的を絞ることが、快適に

過ごすコツかと思います。 

 

今回の心残りはまた周辺の森の散策ができなかったことですかね。。 

 

次回は散策ができるといいなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

リトリートの旅へ行ってきたよ!

こんにちは。毎日暑いですね。

先日、念願のリトリートの旅へ行ってきましたのでその記録を。

 

リトリート、とは日常を離れて心身の休養をとり、健康を取り戻すための旅のこと

です。

以前から日常的に疲れがたまり、全然とれないな~と思っていて、どこか

自然いっぱいの宿の畳とかでゆっくり昼寝でもできたらな~と思っていました。

でもそんな宿、ないよな~と思っていたところ。

 

昨年末に、愛読している作家の蝶々さんの会員制サイトのおみくじで「リトリート」

という言葉を知りました。

まさにそういう「保養」が目的の施設があるとのこと。

 

これは行くっきゃない!ということで、半年以上経った今年の夏、やっと実現

したというわけです。

 

以下その記録です。 

 

まずは行先ですが、「リトリート おすすめ」で検索すると、おすすめ施設を

いくつか載せているサイトが出てくるので、その中から気になるところへ

行ってきました。

 

今回向かったのは「フフ山梨」です。

 

私がここを選ぶ際、一番ポイントとなったのはハンモックです。

 

おすすめサイトの中に緑の木にハンモックがひとつだけかかっている素敵な写真があっ

たのですよ!そばに木の机といすがあって。

 

そこでゆっくり午後の読書(たまに昼寝)をしたいという強烈な願望に突き動かされて

行ってきました。

 

しかし実際は写真の通りのハンモックはありませんでした。。

 

宿の方にも聞きましたが、確かにハンモックはあったのですが、少し様相が違ってい

て、緑の中にあるのは森のきわにあるアスレチックのようながっしりした太い綱の

ハンモックがいくつかと、あとは棟の上にふたつあるだけ、とのことでした。

 

昔あったけど今はなくなってしまったのですかね。。残念です。

 

今回は初めてのこともあって過ごし方の要領がわからず、勘違い?もあって、

意外に忙しい滞在となってしまい、肝心のハンモック読書はほとんどできません

でした(涙)

 

しかしほんの10分程度ずつ、緑の中のハンモックと棟の上のハンモックで過ごす

ことができました。

いやあ~気持ちよかったです!!

 

緑の中のハンモックは森の木の下にあるので、木の枝や松かさ?などがけっこうあり、

頭を直接つける気にはなれず、なにか頭の下に敷く布やタオルが必要だと思いました。

あとは虫対策ですね。けっこういるので足とか腕を出している場合、虫よけスプレーは

必須かなと。

どちらにしても、あまりゆっくり読書するのに適しているとは言えませんでした。

気持ち良いは気持ちよかったですがね。

 

意外と良かったのが棟の上のハンモックです。

一つしか行けませんでしたが、虫がそこまでいない!!

ハンモックも布でまあまあきれい!!風が心地よい!なにより棟の上からの

眺めがよい!!!(山の中腹にあるので街が見下ろせる)

 

しかしここでもせめて頭の下に敷く布はあったほうがいいかな~と感じました。

 

今月また行く予定なので、今度こそはゆっくりしてやろうと思います。

 

さて今回私がなぜ忙しくなってしまったかというと。。

 

宿にはヨガや座禅、ジャムづくりなど、朝昼晩といろんなプログラムが用意されて

いました。本当はそれらすべてを出る必要はなかったはずなのに(サイトにはそう

書いてあった)、到着時に渡された私個人の予定表にはすべてのプログラムが記され、

「こちらが○○様のご予定です」「○時から食事で、○時からジャムづくり」などと、

予定全部を説明され「これとこれは任意参加で大丈夫です」のような一言がありません

でした。

それで「話が違う・・」と思いつつ、全部出なきゃいけないのかと勘違いしてしまい、

最初のうち全部出ようとしていたところにあります。

 

私はあらかじめ用意されているプログラムの他に、オプションでアロママッサージも

つけていたため、2日目は朝7時から1時間刻みで午後まで予定が埋まるような忙しい

こととなってしまいました。

 

さすがに疲れて疑問を抱いてきたので、宿で知り合った方に話したところ、

「予約時に任意でいいという話だった」とのことで、その方は自由に休んだり

していたので、やっとそこで私もおかしいと気づき、宿の方にはあえて確認せずに

私も次の朝のプログラムは休み、やっと少しゆっくりできました。

 

本当は最初に疑問を抱いた時点で、宿の方に聞いてみればよかったのですが、

なんとなく勢いに気おされて聞けませんでした。

昼のプログラムの途中に「あと一人くるはず」などと講師が言っていたりもしたので

(でもその方は来なかった)そのへんの情報共有?というか理解?がきちんと周知され

ていない印象を受けました。

 

個人的にはプログラムは自由参加であるべきだし、そうでなくてはリトリートの意味が

あまりない、と思います。滞在先でも仕事なみに時間に追われていたのでは、仕事を離

れてゆっくりどころの話ではありませんものね。ていうかサイトではそういう話でした

し。

 

次はしっかり休んでこようと思います。

 

ちなみにプログラムは夕方の身体リセットと筋膜リリース、朝の座禅に出ました。

具合が悪くなったのは筋膜リリース、良かったのは座禅です。

 

座禅は本物の禅寺のお坊さんが来てくださっていました。

最初はいつ棒で叩かれるかとはらはらしていましたが、はじめの15分座禅タイムでは

そのようなことはなく、最後に1人1回ずつ、体験といった形で軽く叩かれました。

 

最初に作法⤵の説明があります。

(肩に棒を置かれる→合掌しておじぎ→首を傾けて肩を差し出す→叩かれる→また合掌

しておじぎ)

これは覚えなくても、1人ずつその時に後ろから指示してくださるので心配無用です。

座禅は理論も含めてとても面白かったです。

 

印象的だったのは最後に使った枕(座布団のように尻の下に敷く)を決まった回数ずつ

叩いて、もとの形に戻すという作業があったことです。

道具に対する感謝のようなものを教えられた気がして、帰ってからも、積極的に枕を叩

いて元の形に戻す作業をするようになりました。

 

座禅は機会があったらまた出たいと思いました。

 

身体リセットはストレッチポールなどを使ったストレッチ(ヨガの動きもあり)で、結

構ハードでしたが、普通に良かったです。

 

筋膜リリースはテニスボールで身体の凝りをほぐすというものでしたが、ボールから漂

合成洗剤のような匂いがきつく、始めから不快でした。さらに我慢しているうちにど

んどん具合が悪くなりました。結局途中退場。(でもすでに時間オーバーしていた)

ボールの化学繊維でかぶれる方もいるようなので注意です。

 

私は途中退場しましたが、このあと予定時間を30分以上オーバーし、食事時間にまで食

い込んでいたのは(他の方に聞いた)どうなんだろう、と思いました。

時間オーバーは他のプログラムでもわりとよくあることみたいですが、いくらなんでも

これはオーバーしすぎですよね。そのあとのスケジュールにも響きます。

 

プログラムは一つのプログラムを何人かの講師で担当しているようなので、もう

当たりはずれ(失礼)だと思うしかなさそうです。

今度から体調が悪くなったら我慢しないですぐ退場しようと思いました。

(しばらく我慢してしまったのがまたよくなかった)

 

あと気になったのはジャムづくりの際使用したなべのフッ素樹脂コートがはげはげだっ

たことです。おそらくアルミ?がむきだし。。。アルミってアルツハイマーの原因と言

われていますし、とてもこのなべで作ったジャムを食べようという気にはなれませんで

した。

コートがはがれた調理器具は有害なので、使わないのが常識ではないのでしょうか?

(テレビでコートが剥がれた銅のフライパンで調理したものを食べて、銅中毒になった

例を見たことがあります)

 

少なくとも健康を売りにしている施設なら、そういったことにも気を使うべきだと思い

ました。

 

楽しみにしていた方もいましたので、その場では言えませんでしたが。。。

心地よい風の吹き抜ける野外での調理はそれなりに楽しくはありましたが。。

私はこの点が気になっていたので心底楽しめませんでした。

しかもこれも実は出なくてもよいなら出なかった(^_^;)と思います。

 

悪いことばかり書きましたが、もちろんいいこともありました!!

 

まず食事が美味しかったです。

フレンチなのですが、全部おいしかったです。

小麦アレルギー対応もかなりきめ細かくしてくださいました。

(パンを玄米ごはんに、キッシュの皮を野菜とチーズの皮に、など)

特に朝出てくる桃とヨーグルトと牛乳のスムージー、これは絶品でした。

甘いのでコップ半分程度でじゅうぶんかな。

 

あとはアロママッサージがものすごく気持ちよかった。

音楽が地球の環境音楽系で、別空間にいざなわれました。

オプションのフットバスも本物の薬草をふんだんに使ったもので、すごく良い香りと

肌ざわりで大変心地よかったです。

(足で踏んでもいいですよとのことでほぼずっと踏んでいた)

器も綺麗で、気分はナウシカ(漫画のね)(ちなみに宿にもありました)。

ひとりで盛り上がっていました。

 

あとは滞在中に話せる人がぽちぽちできたことです。

1人で来ている女性客(30代~40代くらい)が多かったので、プログラムの最後とか

に自然に話すようになり、食事も一緒に取るようになり、滞在中ちょこちょこ

お話しできたのが楽しかったです。

 

話していてみなさんここに来られた動機はいろいろなのだな~と思いました。

リトリート目的という方は意外とそんなにいない印象でした。

 

ではまた!!