40女、自立への道

健康に過ごすためのあれこれ、日々のことを綴ります。

リトリートの旅へ行ってきたよ!

こんにちは。毎日暑いですね。

先日、念願のリトリートの旅へ行ってきましたのでその記録を。

 

リトリート、とは日常を離れて心身の休養をとり、健康を取り戻すための旅のこと

です。

以前から日常的に疲れがたまり、全然とれないな~と思っていて、どこか

自然いっぱいの宿の畳とかでゆっくり昼寝でもできたらな~と思っていました。

でもそんな宿、ないよな~と思っていたところ。

 

昨年末に、愛読している作家の蝶々さんの会員制サイトのおみくじで「リトリート」

という言葉を知りました。

まさにそういう「保養」が目的の施設があるとのこと。

 

これは行くっきゃない!ということで、半年以上経った今年の夏、やっと実現

したというわけです。

 

以下その記録です。 

 

まずは行先ですが、「リトリート おすすめ」で検索すると、おすすめ施設を

いくつか載せているサイトが出てくるので、その中から気になるところへ

行ってきました。

 

今回向かったのは「フフ山梨」です。

 

私がここを選ぶ際、一番ポイントとなったのはハンモックです。

 

おすすめサイトの中に緑の木にハンモックがひとつだけかかっている素敵な写真があっ

たのですよ!そばに木の机といすがあって。

 

そこでゆっくり午後の読書(たまに昼寝)をしたいという強烈な願望に突き動かされて

行ってきました。

 

しかし実際は写真の通りのハンモックはありませんでした。。

 

宿の方にも聞きましたが、確かにハンモックはあったのですが、少し様相が違ってい

て、緑の中にあるのは森のきわにあるアスレチックのようながっしりした太い綱の

ハンモックがいくつかと、あとは棟の上にふたつあるだけ、とのことでした。

 

昔あったけど今はなくなってしまったのですかね。。残念です。

 

今回は初めてのこともあって過ごし方の要領がわからず、勘違い?もあって、

意外に忙しい滞在となってしまい、肝心のハンモック読書はほとんどできません

でした(涙)

 

しかしほんの10分程度ずつ、緑の中のハンモックと棟の上のハンモックで過ごす

ことができました。

いやあ~気持ちよかったです!!

 

緑の中のハンモックは森の木の下にあるので、木の枝や松かさ?などがけっこうあり、

頭を直接つける気にはなれず、なにか頭の下に敷く布やタオルが必要だと思いました。

あとは虫対策ですね。けっこういるので足とか腕を出している場合、虫よけスプレーは

必須かなと。

どちらにしても、あまりゆっくり読書するのに適しているとは言えませんでした。

気持ち良いは気持ちよかったですがね。

 

意外と良かったのが棟の上のハンモックです。

一つしか行けませんでしたが、虫がそこまでいない!!

ハンモックも布でまあまあきれい!!風が心地よい!なにより棟の上からの

眺めがよい!!!(山の中腹にあるので街が見下ろせる)

 

しかしここでもせめて頭の下に敷く布はあったほうがいいかな~と感じました。

 

今月また行く予定なので、今度こそはゆっくりしてやろうと思います。

 

さて今回私がなぜ忙しくなってしまったかというと。。

 

宿にはヨガや座禅、ジャムづくりなど、朝昼晩といろんなプログラムが用意されて

いました。本当はそれらすべてを出る必要はなかったはずなのに(サイトにはそう

書いてあった)、到着時に渡された私個人の予定表にはすべてのプログラムが記され、

「こちらが○○様のご予定です」「○時から食事で、○時からジャムづくり」などと、

予定全部を説明され「これとこれは任意参加で大丈夫です」のような一言がありません

でした。

それで「話が違う・・」と思いつつ、全部出なきゃいけないのかと勘違いしてしまい、

最初のうち全部出ようとしていたところにあります。

 

私はあらかじめ用意されているプログラムの他に、オプションでアロママッサージも

つけていたため、2日目は朝7時から1時間刻みで午後まで予定が埋まるような忙しい

こととなってしまいました。

 

さすがに疲れて疑問を抱いてきたので、宿で知り合った方に話したところ、

「予約時に任意でいいという話だった」とのことで、その方は自由に休んだり

していたので、やっとそこで私もおかしいと気づき、宿の方にはあえて確認せずに

私も次の朝のプログラムは休み、やっと少しゆっくりできました。

 

本当は最初に疑問を抱いた時点で、宿の方に聞いてみればよかったのですが、

なんとなく勢いに気おされて聞けませんでした。

昼のプログラムの途中に「あと一人くるはず」などと講師が言っていたりもしたので

(でもその方は来なかった)そのへんの情報共有?というか理解?がきちんと周知され

ていない印象を受けました。

 

個人的にはプログラムは自由参加であるべきだし、そうでなくてはリトリートの意味が

あまりない、と思います。滞在先でも仕事なみに時間に追われていたのでは、仕事を離

れてゆっくりどころの話ではありませんものね。ていうかサイトではそういう話でした

し。

 

次はしっかり休んでこようと思います。

 

ちなみにプログラムは夕方の身体リセットと筋膜リリース、朝の座禅に出ました。

具合が悪くなったのは筋膜リリース、良かったのは座禅です。

 

座禅は本物の禅寺のお坊さんが来てくださっていました。

最初はいつ棒で叩かれるかとはらはらしていましたが、はじめの15分座禅タイムでは

そのようなことはなく、最後に1人1回ずつ、体験といった形で軽く叩かれました。

 

最初に作法⤵の説明があります。

(肩に棒を置かれる→合掌しておじぎ→首を傾けて肩を差し出す→叩かれる→また合掌

しておじぎ)

これは覚えなくても、1人ずつその時に後ろから指示してくださるので心配無用です。

座禅は理論も含めてとても面白かったです。

 

印象的だったのは最後に使った枕(座布団のように尻の下に敷く)を決まった回数ずつ

叩いて、もとの形に戻すという作業があったことです。

道具に対する感謝のようなものを教えられた気がして、帰ってからも、積極的に枕を叩

いて元の形に戻す作業をするようになりました。

 

座禅は機会があったらまた出たいと思いました。

 

身体リセットはストレッチポールなどを使ったストレッチ(ヨガの動きもあり)で、結

構ハードでしたが、普通に良かったです。

 

筋膜リリースはテニスボールで身体の凝りをほぐすというものでしたが、ボールから漂

合成洗剤のような匂いがきつく、始めから不快でした。さらに我慢しているうちにど

んどん具合が悪くなりました。結局途中退場。(でもすでに時間オーバーしていた)

ボールの化学繊維でかぶれる方もいるようなので注意です。

 

私は途中退場しましたが、このあと予定時間を30分以上オーバーし、食事時間にまで食

い込んでいたのは(他の方に聞いた)どうなんだろう、と思いました。

時間オーバーは他のプログラムでもわりとよくあることみたいですが、いくらなんでも

これはオーバーしすぎですよね。そのあとのスケジュールにも響きます。

 

プログラムは一つのプログラムを何人かの講師で担当しているようなので、もう

当たりはずれ(失礼)だと思うしかなさそうです。

今度から体調が悪くなったら我慢しないですぐ退場しようと思いました。

(しばらく我慢してしまったのがまたよくなかった)

 

あと気になったのはジャムづくりの際使用したなべのフッ素樹脂コートがはげはげだっ

たことです。おそらくアルミ?がむきだし。。。アルミってアルツハイマーの原因と言

われていますし、とてもこのなべで作ったジャムを食べようという気にはなれませんで

した。

コートがはがれた調理器具は有害なので、使わないのが常識ではないのでしょうか?

(テレビでコートが剥がれた銅のフライパンで調理したものを食べて、銅中毒になった

例を見たことがあります)

 

少なくとも健康を売りにしている施設なら、そういったことにも気を使うべきだと思い

ました。

 

楽しみにしていた方もいましたので、その場では言えませんでしたが。。。

心地よい風の吹き抜ける野外での調理はそれなりに楽しくはありましたが。。

私はこの点が気になっていたので心底楽しめませんでした。

しかもこれも実は出なくてもよいなら出なかった(^_^;)と思います。

 

悪いことばかり書きましたが、もちろんいいこともありました!!

 

まず食事が美味しかったです。

フレンチなのですが、全部おいしかったです。

小麦アレルギー対応もかなりきめ細かくしてくださいました。

(パンを玄米ごはんに、キッシュの皮を野菜とチーズの皮に、など)

特に朝出てくる桃とヨーグルトと牛乳のスムージー、これは絶品でした。

甘いのでコップ半分程度でじゅうぶんかな。

 

あとはアロママッサージがものすごく気持ちよかった。

音楽が地球の環境音楽系で、別空間にいざなわれました。

オプションのフットバスも本物の薬草をふんだんに使ったもので、すごく良い香りと

肌ざわりで大変心地よかったです。

(足で踏んでもいいですよとのことでほぼずっと踏んでいた)

器も綺麗で、気分はナウシカ(漫画のね)(ちなみに宿にもありました)。

ひとりで盛り上がっていました。

 

あとは滞在中に話せる人がぽちぽちできたことです。

1人で来ている女性客(30代~40代くらい)が多かったので、プログラムの最後とか

に自然に話すようになり、食事も一緒に取るようになり、滞在中ちょこちょこ

お話しできたのが楽しかったです。

 

話していてみなさんここに来られた動機はいろいろなのだな~と思いました。

リトリート目的という方は意外とそんなにいない印象でした。

 

ではまた!!