40女、自立への道

健康に過ごすためのあれこれ、日々のことを綴ります。

新しい職場で辛い時にどう乗り切ったか

こんにちは。

お久しぶりです。ばたばたしているうちに、またしても1か月あいてしまいました。

 

この間のことについて、つらつら書いてみたいと思います。

 

休み期間を経て、図書館に再就職したはいいが、体調不良が続き、このままこの仕事を

続けられるのかどうかもわからない暗闇の中にいた、この2か月弱でした。

 

結論から言うと、今はもうちょっと、とりあえず1年くらいは、続けられるのではない

か?という気がしています。

 

だんだん体調がよくなってきたからです。

 

仕事や職場に慣れてきた、というのもあるかと思います。

 

しかし一時は司書という仕事も続けられるか危ういと感じ、本当に絶望という感じで

した。

 

せっかく生活の糧を得るひとつの柱として司書を目指し、そのために資格を取ったり、

こつこつ経験を積み重ねてきたのに、やっと当初目指していた週4の仕事につけたこの

タイミングでとうとうおじゃんかと。。。私のこの10年は一体なんだったんだ。。と。

 

本気で思っていました。

 

しかし、今思うと、これは誤った思い込みだったかもしれません。

 

私に足りないのは体に関する知識と筋肉でした。

 

そしてありすぎるのは想像力でした。

 

しかも悪い方に悪い方に考える(笑)

 

これらが悪い方に作用して、一時は心理的にもたいへん危うい状況に置かれました。

 

初めていのちの電話にも電話しました(笑)

 

(ちなみにいのちの電話はつながらず、いくつかあたり、最終的につながったのは

東京都自殺防止ダイヤルでした。夜にも関わらず親身に話を聞いてくれ、たいへん救わ

れました。感謝です。)

 

しかし、周囲の方々のご尽力やご協力があって、今はなんとか立ち直ってきた感じで

す。

 

現在は週2で新たな整骨院に通いながら、猫背矯正と筋トレ、筋肉ほぐしマッサージを

しています。

 

これが効いてきたのと、職場で産業医を紹介されて相談したことが、たいへん状況

改善に役立ちました。

 

産業医の方に整形外科受診をすすめられ、近所にとても良い医者を見つけられたことも

幸いしました。(ちなみに参考にしたのはグーグルマップです。グーグルマップで自宅

周辺を「整形外科」で検索、出てきた中から☆の数や口コミなどの評価を参考にしま

す。人によって評価は違いますし、悪い評価はグーグルに頼んで承認されれば消せたり

するみたいなので、頭から信じることはしませんが、ある程度参考にはなると思いま

す)

良い医者に出会えるかどうか、は、おおげさでなく、とても人生を左右しますので。

 

あとはいろんな方とお話しする中で、だんだん原因と改善方法が見えてきたこと、そし

て改善できるとわかってきたことが、立ち直りに際して大きかったです。

 

最近は気温の変化が激しく、低気圧の影響も受けやすい私は、天気の悪い日にはものす

ごく身体がだるかったり、行くのがものすごく辛かったりしまして、まだすっきり快調

というわけではありません。たまに睡眠時間が変になることもあり、そういう時も朝行

くのがとても辛かったりします。

 

しかし、さすが週4だけあって、最高でも3連勤を乗り切ればすぐに休みがくる(笑)

し、毎週必ず連休がある(!)ので、これを心の支えに頑張り、この休みで心身を回復

して、なんとかのりきっている状態です。

 

本当に休みは「希望」です。

 

前は連休なんてめったになかったし、あれば前後は4連勤だの5連勤だのが当たり前で

したから。。毎週連休がある、というだけで夢のようです。

 

また土日もどっちか1日だけ出勤でよいというのも嬉しいです。

 

やはりほぼ全部土日に出ていた前と比べると、疲れかたが全然違います。

 

まあ前職の4週8休制シフト(週5、土日全部出)が特殊で、こちらのほう(週4、土日

どっちか休み・もしくは週替わりで休み)が図書館嘱託員としてはスタンダードな勤務

体制だと思いますが。。ふつう土日は混むので、平日とは疲れかたが違いますからね。

(ちなみに今の職場は平日と土日で勤務体制が違うので、平日のほうがきつかったり

します。なのでちょっとあてはまらないところもありますが、一般的には) 

 

まだ現在の職場のやり方に慣れていないところはありますが、今後徐々につかめていけ

ば、もっと楽になるかな?とは思います。

 

同じ公共図書館と言えど、自治体が変わるとやり方や方針も変わるわけで、それらに

慣れるまでがいちいち大変です。

 

今まで3つの自治体を経験してわかったことですが、最近は「丁寧な研修」というもの

はどこも望めないのではないか?と感じています。

私が初めて図書館に入った11年前と比べると、圧倒的に雑です。

 

私が初めて図書館に入った頃は臨時職員でしたが、経験の長い職員さんに、とても丁寧

に研修してもらいました。そのおかげでほとんど不安を感じることなく、業務に入りこ

むことができました。精神面のフォローもしてくれる上司で、本当に助かりました。

しかし、その5年後くらいには上司が変わっており、その頃に入ってきた方たちは、

ほとんど何も教わらないまま放り込まれてきていました。(上司も図書館が初めてなの

で、研修しようがない)

 

なので経験の長い私たち臨時職員が現場で教えていました。

 

これは前職でも同様だったみたいです。

 

4年前くらいに入ってきた方々は丁寧な研修を受けたと言っていましたが、私たちが入

った2年前は上司が変わっており、ざっとした研修ですぐ現場に放り込まれました。

(やはり上司もこの館での経験が浅かった)

 

そして今の館もほぼ同様です。ほぼ現場でいちいち教わるスタイルです。

今の館は経験の長い上司ですが、研修を担当するのが初めてだったようです。

また、めったに新人が入ってこないのと、基本1人1人が黙々と自分の仕事をする職場

なので、周囲の人も遠巻きな感じです。(私のキャラのせいもあるかもですが)

 

どちらにしても、わからないことは、自分から聞かなくてはいけません。

 

カウンターで利用者にやり方の知らないことをやるように要求され、その場で人に聞き

ながらやり、遅かったりうまくいかなくて利用者にイライラされることほどストレスな

ことはありません。

 

しかしこれは人手不足なカウンターシフトでは、まず避けられないことです。

貸出返却のシミュレーションを1回でもやってくれただけいいほうです。

 

カード作成なんか教わりません。いきなりカウンターに放り込まれます。

 

もうこれは腹をくくって落ちついて、知らないことを要求されたらどうにかして聞ける

人を探して、ひとつひとつ聞きながら、間違いのないようにやるしかありません。

 

できればその場はほかの人に替わってもらって、あとから余裕のある時にやり方を聞い

て、自分で復習して、覚えていくのがベストだと思います。しかしそうはいかないとき

ももちろんあります。こういう時に一番やってはいけないのが、わからないまま適当に

やることですが、皆が忙しそうで聞きづらい環境ではなかなか難しいですよね。。目の

前にはしびれをきらした利用者が立っているわけですし。。ミスが頻発するわけで

す。。特に他部署から来た職員さんの苦労は推して知るべしです。。

 

人手不足なのだろうと思います。

 

経験者採用だからなのかもしれませんが、自分はより放っておかれている気がします。

もちろん一から全部教えてくれとは言いませんがね。。

まあ言っても仕方ないので、わからないことはいちいち聞いていく、足りないところは

自分で補っていくしかありません。

 

私はまだ図書館経験がそれなりにあったので、なんとなく勘が働き、何がわからない

か、とか何を訊くべきか、がわかりましたが、図書館自体が初めての方はそれすらもわ

からず、相当戸惑われたことでしょう。

 

まず「配架」(本を棚に戻す作業のこと)とか「予約在架」(予約がかかっているもの

で、今この館にあるものを探す作業のこと)とかをいきなり言われても、用語自体がわ

からず、ぽかーんという感じでしょうから。(でもそういうことは多い)

(ちなみに「配架」はどこも共通の用語だと思いますが、「予約在架」はほかに

「在架リスト」「在館リスト」などの言い方がありました。)

 

しかも頭が混乱している間にもどんどん説明はすすみますし、相手はいちいちメモの時

間をとってくれはしません。

 

ここで大事なことは、相手がメモを用意する時間をとってくれなくても、「すみませ

ん、ちょっとメモを取らせてもらってもいいですか」と強引にでも断って、メモを取る

ことです。

 

これは私もあまりできていなく、せっかくポケットにメモ帳を用意してはいたのです

が、これが言えないばかりにメモを取り損ねること多々、結果また同じことを何度も聞

いて嫌な顔をされる、という悪循環でした。

 

産業医の方に相談したときにアドバイスをしてもらった、超重要事項です。

 

今回は同期がいなく、1人での採用だったということも、かなりきつい要因のひとつで

した。(同期とは愚痴も言い合えますし、何かと気持ちが共有できるので)

 

もし周囲(館外も含む)の助けがなかったら、今頃辞めていたかもしれません。

 

ただ前からの知り合いがいたことや、親切に声をかけてくださる方が何人かおり、徐々

にいろんな仕事を任されていたということが、もうちょっと頑張ってみようと思う心の

支えになりました。

 

あともう一つ大事なことは、

周囲への細かい気づかいを心掛ける、ということと、普段からのコミュニケーションを

心掛けることその職場の慣習を早くつかみ、なじむこと、そのためにわからないこと

はなんでも質問すること、です。

 

たとえばこの仕事を頼まれたけど、今はこういう事情でできない場合、その事情を丁寧

に説明する、とか。

 

そういう言いづらいことを言いやすい雰囲気をつくるために、普段から何気ないコミュ

ニケーションを心掛けることです。「今日は暑いですね~」とか、「どちらにお住まい

なんですか~?」とかなんでもいいので。大体きっかけさえ投げれば話は自然に続きま

す。相手が話している間はそれを聞いていればいいですし、話したいことが浮かべば自

然に話せばいいのです。大事なことはこちらからきっかけを投げることです。

 

私はいきなり体調不良が続いて、できないことが多すぎたのと、それをひけめに感じて

いたこと、また周囲がものすごく忙しそうすぎてとても言い出せなかったこと、などが

重なり、かなりの悪循環を生み出してしまいました。周りの人の雰囲気が怖いな~と思

うことはありましたが、まだ仕事の全貌が見えていないのもあって、そこまでの軋轢を

生みだしているとは、自分では自覚できていませんでした。

 

上司にはいろいろ苦情が届いていたようで、上司に呼び出されて初めてそのことを知り

ました。このときのショックといったらありませんでした。。。

 

ナチュラルに「死にたいな~」と思うくらいには追い詰められました。

胸がちりちりして苦しかったです。

 

この夜は東京都自殺防止ダイヤルに電話してなんとか乗り切りました。

 

翌日、出勤するのは気が重かったですが、上司が産業医相談を予約してくれていたの

で、なんとか行きました。そして結果的にそこの相談がとてもよく、親身になって話を

聞いてくれる女性の先生で、これが立ち直るきっかけとなりました。

 

今後もしばらくは定期的に通う予定です。

 

同じ職場の人には言いづらいことも話せて、本当に気を楽にしてくれました。

 

という訳で、なんとか続きそうかな、という状況になってきたお話でした。

 

なにかの参考になれば幸いです。