40女、自立への道

健康に過ごすためのあれこれ、日々のことを綴ります。

自立へのエクササイズ②

こんにちは。毎日寒いですね。

また間が空いてしまいました。

今日は自立へのエクササイズその2を書いてみたいと思います。

 

自立してるってどういうことでしょうね。

①ではよくわからないまま、テレビで見た尾木先生の言葉をヒントに、まずは

身の回りのことを自分でできること」を目指してお弁当づくりを始めた経緯を書きま

した。これが自立のひとつであることはわかります。でも他にも要素があるはずです。

 

なんとなく今は、「経済的に自分で自分を養うことができ、精神的にもひとりで

やっていくことができる」「生きていくためのこと(契約とか手続きとか交渉とか)

や身の回りのことはすべて自分でできる」という状態かな?と思っています。

 

こう定義すると、現代日本社会で自立している人ってすごく少ないような気がします

が。。

 

経済的基盤を夫におく専業主婦やパート主婦はいわずもがな、朝から晩まで会社で働い

て家庭を支えているお父さんだって家事はほぼすべて家族に丸投げじゃ、この定義では

自立しているとは言えません。

 

それからとっくに成人しているのにいつまでも実家にいて、親に食事や洗濯、掃除など

身の回りの世話をしてもらいながら働いている娘や息子もそうですね。家にいくらか生

活費を入れているとしても、1人暮らしに比べたらびびたる額です。

実家の家賃や生活費を負担している!なら話は別ですが。

ニートはいわずもがな。

 

自分の稼ぎで一人暮らししている人は自立していると言えそうです。

食事が外食やコンビニばかりでは健康面が心配にはなりますが。。

 

ともあれ、私は上に太字で書いたような状態を目指していきたいなと思っております。

 

そして、食事は遺伝子組み換えかどうかや産地のわからない食材で作られた外食や、

添加物たっぷりの買い食ではなく、産地を自分で確かめて買った無添加の食材(野菜は

固定種を希望)で栄養バランスも考えて作りたい。

 

※固定種の野菜とは、スーパーなどの市場に広く出回っている1代限りの交配種「F1

種」に対して、採種したタネをまいて作る、その土地にもともとあった、改良されてい

ない野菜のことを言います。

長い時間をかけてその土地の気候・風土に適応した野菜です。よくできたものから採種

して作るので淘汰され、いいもの、強いものが生き残ります。

F1種は大量生産に向き、味や形や大きさを揃えられますが、種をまいて次の世代を採種

することはしません。(その次のF2種には味や形態のばらつきが出てしまうため)

両者は野菜のパワーが全然違うと言われています。(固定種のほうがパワーが強い)

私の実感としてもそう思います。味はとにかく苦かったり、癖が強い感じだったり、

葉物は長くぴん!としていたり、個性が強くて元気な感じです。

固定種野菜を食べると、ああ、だから人間は食べやすく品種改良してきたのだな、と思

います。固定種野菜を食べた後にスーパーのF1種野菜を食べると、すごく食べやすく

感じます。固定種はスーパーではほとんど売っていないので、通販で買います。

 

自身を健康に保つだけのきちんとした食事づくりや生活をする余裕を手に入れつつ、

無理なく働いて稼ぐ状態

 

が理想です。

 

いやー難しそう。でもやるしかない。

 

前置きが長くなりましたが、ここから本題です。

 

実家アルバイト暮らしから長年抜け出せなかった私が引っかかっていたものは何か、

それをとるために必要なのは何だったのか、を考えてみました。

 

<自立を妨げていたものその1 親からの呪縛>

これは小さい頃からずーっとありました。

 

中学生の時→「ここを出て一人で生活していけると思っているのか」

      「外に出たってだれもおまえなんか助けてくれないぞ」

      「おまえはここでしか生きていけない」

 

実家アルバイト暮らし時(33歳~38歳)

      →「司書講習なんか通いきれるわけがない」

      →「体力のないあんたにできるわけがない」          

      →「あなたには会社勤めは向いていない」

 

※司書講習とは司書の資格を取るための、大学が行っている夏期講習です。

 夏の約2か月の間、月曜日から土曜日まで、週6で、朝9時から夕方6時までの講義や

 演習に通います。 

 

 図書館への就活時(41歳)

     →「どこかに受かると思ってるの?」

 

ほかにも沢山、沢山あります。実家にいる間、「やめなさい」は日常語でした。

 

<ふりきれた理由>

結果的には司書講習も通いきれたし、図書館にも就職できたわけですが、

どうしてこれらの声を振り切ってそういうことができたのかというと、いちばん大きな

のは身近な他人(具体的には夫)の応援があったからです。経済的にも。

親の声に負けそうになることは多々ありましたが、そのたびに夫が応援してくれまし

た。(結婚して実家を出てしばらく経ってからは、もう左右されることはなくなりまし

た)

 

また、当時の職場の同僚の主婦の方がいつも「もったいないわよ~」

「ほかのところも受けたら~?」

などと声をかけてくれたことも大きかったです。

 

司書講習は通い切れるか、やりきれるか不安でしょうがなかったし、就活だって始めた

頃は本当にどこかに受かるのかなんてまったく見当もつかなかったけど、それでもや

る!やってみる!と思えたのは応援してくれる人がいたからです。

 

今思うと「親以外の人と話をしたこと」がいちばん力になりました。

 

よって、何かしたいけど親のこういった反対で困っている人は、まず

耳を貸さな」。そして、「よその人と話してみる」ことをおすすめします。

 

よその大人と話してみると、親だけの価値観がすべてではない。ということが分かるの

ではないか?と思います。うちの親はああ言ってるけど、よその大人の言うことはずい

ぶん違うな。あれ?なんで?となったらしめたものです。

 

親には親の景色が見えているのでしょうが、他人には他人から見たあなたの景色が見え

ています。 それを知ることが大切です。

 

ずっと親の世話になるわけにはいかないのですから、自立を阻む親の壁は

とにかく突破しないといけません。

 

とはいえ、実家で親の世話になりながら干渉を拒むのは大変です。

しかしまずは拒まないと、永遠に自立できる日はやってきません。

自分の意志に反して親の言うなりになったらそれは自立ではありません。

 

なので、ここは多少無謀でもとにかく実行する。という心構えが大事かと思います。

 

「遊びに行くな」と言われても「行く」と言い、実際行く、とかね。

嘘をついてもやりたいことは実行する、とかね。

 

家を閉め出されたらどうしよう、と思うかもしれませんが、その時はその時です。

いざとなったら泊めてくれる友達のひとりやふたりいると心強いですが、いなければ

仕方ありません。安宿に素泊まりでもする覚悟で?女性は特に危険そうなのでおすすめ

はしませんが。。(その覚悟があったら簡単な日雇いバイトにでも行ったほうがいいか

も)

まあおそらくそこまでする親はいないと思います。(警察に言うとかの脅しは入るかも

ですが。でも脅しにひるんではいけない。)もし本当に閉め出したり通報するような親

だったら、やっぱり友達の家に転がり込んで自立支援先を探すとかしたほうが良いと思

います。

 

いちばんいいのはやはり応援してくれる身近な恋人、友人、知人を作っておき、彼らに

相談して支援を頼むことです。そうすると親に言い負かされそうなときに「まただまさ

れてるよ」などと自分では気づかない部分を指摘してくれたりしますから。

 

いい年をして親の言うことに左右されてるのが信じられないと思う人もいるかも

しれませんが、そういう人はこの文章を読む必要はありません。

 

世の中にはいい年をした娘や息子にいつまでも干渉する親というものが存在します。

そして長年干渉され続けていると、そこから抜け出すのが非常に困難になってしまうの

です。気力、抵抗力、自信、自尊心、いろんなものが奪われていくからです。

DV被害者に似ていると言ってもいいかもしれません。

 

この文章はそういう(いい年をして)親から自立できなくて困っている人に向けて書い

ています。(中高生女子の家出は危険なので、マネしないでください。それを推進して

いるわけではありません。家出したい中高生女子は別の支援を頼ることをおすすめしま

す。↓)

bondproject.jp

 

さて、話を戻しますと。。

 

「家の外に居場所を作る」

「親以外の大人と話す」

 

これらは親から自立するために非常に有効な作戦だと思いますので、ぜひやってみてく

ださいね。

 

居場所を作る方法はバイトする、自立支援所に通う、趣味のサークル活動をする、など

でしょうか。私の場合はバイトと、昔の大学のサークル仲間と活動をしたこと、がきっ

かけになりましたね。ちなみに昔の大学の仲間とはずっと連絡がとぎれており、連絡先

もわからずじまいでしたが、ある日ふとFacebookで再会しました。

そこからやりとりが始まりました。それきっかけで当時のつながりの「友達」

Facebookのつながりのこと)もだいぶ増えました。

 

SNSはリスクもあり、怖いかもしれませんが、うまく使えばこのように便利なこともあ

ります。(実際Facebookには個人情報をかなり握られていると感じます)

(どこにも情報を出していないのに、唐突に「この人は知り合いではありませんか?」

といったポップアップがぽつぽつとあがってくるため。どこから情報を仕入れているの

かは謎。でもこのおかげで助けられました。感謝。)

ちなみに私は知り合い以外の人は友達承認はしていません。(怖いので)

また、積極的に情報更新もしていません。非常に消極的にゆるーくやっています。

連絡先を管理するためにやっているような感じです。

この使い方で今のところ特にトラブルはありません。

なにかの参考になれば。

 

みなさまが早く親からの自立を果たされ、真の自分の人生を生きられることを、

お祈りいたします。

 

それでは今日はこのへんで。