40女、自立への道

健康に過ごすためのあれこれ、日々のことを綴ります。

仕事辞めた現状と傷病手当の申請について

こんばんは。

だいぶ更新が滞ってしまいました(-_-;)

 

今日は仕事を辞めた現状について書いてみようと思います。

 

予定通り、2か月の休職からそのまま11月いっぱいで仕事を辞めました。

 

現在は何をしているかというと、家事、くらいです。

家事もがんばりすぎると背骨の不調がぶり返すので、ほどほどにしています。

 

あとは散歩、読書、昼寝、部屋の片づけ、ストレッチなどをしてゆるゆると過ごしてい

ます。

人生初の専業主婦生活に突入です。。。(あんなに嫌だったのに)

 

怪我や病気になってみると、パートナーがいて生活費を稼いでくれるというのは

なんとありがたいことなのかと思います。

 

現在傷病手当を申請しようと準備しているところですが、手続きの煩雑さ、遅さ、不確

実さなどの現実にぶちあたり、ちゃんと出るのかどうかも怪しいという状況です。

 

9月から胸椎捻挫や電磁波アレルギーなどの各種症状でちょこちょこ休みつつ、10月か

ら本格的に休職し、11月いっぱいで職場を辞め、それらのぶんを今まとめて申請しよう

としているのですが、今日医者に傷病手当の申請書を書いてもらいに行ってきたら、書

くのをしぶられました。あげく出ないかもしれないと言われました。

 

今までさんざん診断書書いてもらってきたのに、その時は仕事内容を詳しく尋ねようと

もしなかったのに、今日になって初めて「どんな仕事なんですか?」。。。。あげく、

「骨折ならともかく胸椎捻挫じゃねえ。」

 

骨折なんて冗談じゃありません。

胸椎捻挫だって背骨に関わることなんですから、重症になったら一大事です。

仕事は本を大量に持ち運びする肉体労働。ぎっくり背骨状態なので重い物を持ち運びす

る仕事はできません。かがむことが辛いのでデスクワークもできず、本を棚に戻す配架

もつらい。電磁波アレルギーで仕事の電話やPCを触るのも辛く、他にも体の痛みや吐

き気、頭痛などがありとても仕事できる状況じゃなかったのに、そして今までもそれは

説明してきたはずなのに、この対応にはあぜんとしました。

 

治ってきているから仕事できるでしょ?ということなのかもしれません。確かに当時に

比べたら治ってきてはいますが、まだ無理をすればぶり返す状態で、とても以前の4週8

休・週5勤務に戻れるとは思えません。電磁波アレルギーもありますし。吐き気や頭痛

や気持ち悪さなどに襲われることもまだあります。

 

この対応の差は、診断書は1通4000円なのに傷病手当申請書は1通300円、しかも書くと

ころが沢山あって大変なのにもうからない。という仕組みのせいかと勘繰りたくなって

しまいます。

 

ここの整形外科はいつも近所のご老人で混み合っているので、忙しくて患者の詳細はい

ちいち覚えていられないのかもしれません。

そして先生は「申請しても通らないことがある」という現実を伝えてくれただけなの

かもとも思います。

 

しかし、それを聞いた私のもやもやといったらありませんでした。

 

もちろん、その場で仕事内容と因果関係を説明し、今でもまだ症状があること、また前

の仕事に復帰するのは無理だと思っていることを伝えました。しかし十分に説明できた

かといったら全然できませんでした。なんせ今までが今まで(仕事内容や症状などはろ

くに聞かずに診断書はすぐ出してくれた、いいですよと言われたあとは早く帰れと言わ

んばかり)なので、そんなことを聞かれて渋られるなんて思ってもみなかったものです

から。

しかし少し食い下がったらなぜかすぐ書いてくれることになり、それ以上の説明の時間

は与えられませんでした。このことにも、ものすごくもやっとしています。

 

しかもこのような申請書類が混み合っているので、できるのは1週間後だそうです。

そして「通るとは限りません」の宣言があるので、それだけ待ったあげく手当がおりな

い可能性があるとのこと。。

 

つくづく社会の理不尽さを感じましたし、日本の社会保障制度はあてにならないんだな

~と思いました。

 

別の図書館ブログには書きましたが、

sisyo-after.hatenablog.com

会社を休職し始めた時に前月の欠勤分を返せと言われて、社会保険料とあわせて17万

いくらを振り込んでいます。さらに翌月にも同じく社会保険料を振り込めと言われて

6万いくらを振り込んでいます。どちらも無収入状態の時にです。

 

そして傷病手当は事後申請が原則なので、休職期間が終わったあとでないと申請は出来

ません。申請から振り込みまではさらに時間がかかります。

 

1か月ごとに申請すればよかったのかもですが、なんせ書類が4枚もあり、そのうち2枚

は会社や医者に内容を細かく書いてもらうものです。(通院日や、1日ごとの出勤状態

をぜんぶ書く)

面倒くさいし、最初のうちは体調がつらくてやる気にもなれないし、ただでさえ忙しい

会社の人や医者の手をいちいち煩わせることにもなるので、私はとりあえず振り込みは

夫から借金して済ませ、傷病手当はまとめて最後に申請することにしていました。

自分の入っていた保険協会は辞めた後の申請でも大丈夫とのことでしたので。(念のた

め2回も電話で確認した)(協会によっては退職後の申請は受け付けないところがある

ようなので要注意です)

この借金は手当が入ったら返す算段です。

(1人暮らしの人は面倒でも1か月ごとに申請していったほうが良さそうです)

(他人の手を煩わせるとか考えなくて可、まずは自分を大切にしましょう)

 

そう、この金額、貯金を全部はたいても払えるかどうかぎりぎりのラインでした。

もしこれを貯金全部をはたいて払って、その日から本も服も自由に変えないみたいな生

活になったら、精神的にとても追い詰められると思ったので、あえて自分の貯金には手

をつけず、自分の稼いだお金は今まで通り自由に使えるお金として残すためにそうしま

した。

生活費もこれまで少しは負担していましたが、負担感が増えるものは夫に受けもっても

らうように変更しました。

身体壊して働けなくなったら自由に買い物もできない、と、みじめだと思ってしまう状

態、またそのことで会社を恨み続けるような状態にはなりたくなかったので、あえて不

自由さを感じないようにするため、いつもより買い物も積極的にしていました。

(ちなみにこれは別にいい子ぶっているわけではなくて、恨み続けるというような精神

状態は単に自分のコンディションを落とすだけで損なので、なるべく避けたいという理

由からです。しかし吐き出さないと毒が体にたまる一方なので、たまったものは逐一こ

うやってブログなどで吐き出しています。)

 

しかしこれは結婚しているからできたことであって、一人暮らしだったらとっくに破綻

していたことでしょう。

無給時に欠勤分を後で請求されるような制度は、入った時も休む時も、だれも教えては

くれませんでした。(この時に初めてちゃんと知りましたが、給与当月払いだったの

で、休んでも当月は全額支給しておいて、欠勤した分は翌月の給与から差し引かれる

組みでした。そしてそれは病気や怪我で休職中でも変わらない。つまり病気や怪我で休

職中には、無給の上に請求書がくるということです。

傷病手当の存在は事務の方が教えてくれましたが、その場で詳しいことを教えてくれる

わけではありませんでした。

 

休職して休んでいる時に会社から電話がかかってきてこのことを知らされ、そういうわ

けなのでいついつまでに17万円振り込んでくださいと言われ、まさに晴天の霹靂といっ

た感じでした。 (悪い意味で)

 

 あとから、こういった休職時に家賃が払えず生活が困窮状態に陥ることは、世間では

わりとよくある事例であることを知りました。

 

いくら自己啓発書で「貯金なんてするな、経験に使え!」と言われようとも、少しでも

貯金をしておいてよかったーと思いました。

 

同時に身体壊すまで無理して会社で働いてもろくなことはない、と心底悟りました。

 

実は国民健康保険証の発行でも「退職証明書がない」ということで難色を示されたので

すが、「傷病手当の申請で急ぐので」と食い下がったら電話で職場に退職の事実を確認

して、すぐに発行してもらえました。でも実は2か所をたらいまわしにされた挙句この

対応だったりします。

1か所目の出張所で「本庁に行けばやってもらえる」と言われてわざわざ年金手帳を取

りに家に戻ったのに、本庁に行ったら「最近そういう人が多くて申請と事実が違う事例

が多く困っている。年金手帳は1週間後でないと使えない」と。。

ちなみにこれに対しては「でも出張所でここなら電話確認でできると聞いてわざわざや

ってきた」「年金手帳もあるとなおよいと聞いたのでわざわざ持ってきた」と反論しま

した。

最近困った申請が多いからといってもそれはそちらの事情で、こちらには一切関係があ

りません。

そういう申請を避けるためにそこで一応そう言ってふるいにかけているのでしょうが、

そんな理由で却下されるなんてこちらとしては納得いきませんから。しかしここで、

もしかしたら気弱な人は引き下がってしまうのかもしれません。こちらに落ち度は

ないのに。もしくは「そんなに面倒かけるなら悪い」とか思ってやめちゃう人もいる

のかも。(やめないでね!)

 

本当になんなんでしょうか。手続きが煩雑すぎ、かつ部署同志の連絡が不十分すぎる、

うつ病人やけが人にこんなに移動させたり複雑な書類書かせる気かとか言いたいこと

は山ほどありますが、なんといっても

 

取るときは有無を言わさず取るくせに払うことはとことん渋られる。

 

これです。これを実感しました。

日本の社会保障制度があてにならないものであることは知っていましたが、今回の件で

さらに一層それを思い知りました。

 

そしてわかったことは、傷病手当の申請にしろ国民健康保険証の発行にしろ、難色を示

されて引き下がったらそこで終わり、ということです。

 

私はそこで曲がりなりにも少しは自己主張をしたからどちらもなんとか通ったものの、

それで「はいそうですか」とおとなしく引き下がったらそれっきりだったことは想像に

難くありません。(そして申請できる期限が切れる)

 

窓口の皆さんが忙しいのは分かるし、そういう人に実際困っているのだろうとも思いま

すが、だからと言って最初から全部門前払いというのはいかがなものでしょうか?

そうなるととたんに弱者を救うためのものであるはずの社会保障制度が弱者切り捨て制

度に切り替わってしまうのです。なんたる矛盾。

 

とにかく役所関係では自己主張しないとだめです。

 

自分に後ろめたいことがないのなら、どんどん自己主張していきましょう。

 

結局一番のセーフティネットになったのは結婚でした。

仕事を失ったにもかかわらず、私が現在もこうしてなんとか普通に生活していられるの

は、きちんと生活費を稼いできてくれる夫のおかげです。(夫には感謝です。)

 

なんだか愚痴日記みたいになってしまいましたが、現状はそんな感じです。

 

現在は収入につながるかもしれない活動としては、これの他にも図書館や趣味や生活系

のブログをちょこちょこ書いています。

しかしブログを直接収入につなげることに関しては、私の中でまだもやっとする部分も

あるので、今後どうなるかはわかりません。

 

以前のエントリーでは「ブログを収入のひとつの柱にしたい」と書きました。

 

jiritsu-over40.hatenablog.com

それは確かにそう思っていました。

しかし実はもやっとする感情もずっとあったりします。

それは主にブログの収入が広告収入で成り立つということについてです。

 

でも書くことが好きでこれを仕事につなげたいという気持ちがあるので、ブログを書く

ことは続けようと思っています。

収入の手段はこれに限らずいろいろ挑戦していきたいと思います。

 

今日はそんな感じです。ではまた。